Archive for the ‘知っておきたい基礎知識’ Category

レーシックの術式の違いを簡単に説明します。

レーシックとは

レーシックとは、エキシマ・レーザーを使って角膜の中央部を削ることにより、角膜の形状を変えることによって 屈折率を変化させ、視力を回復させる方法です。 角膜の表面にフラップという蓋をつくり、めくりあげてレーザーを照射し、照射が終わるとフラップを閉じます。

フラップの作成にはマイクロケラトームというカンナのようなものを使います。最近起こった集団感染は、このマイクロケラトームの消毒をきちんとおこなっていなかったことが原因です。

イントラレーシック

フラップの作成も角膜を削る作業も、それぞれの作業に適したレーザーで行います。すべてをレーザーで行うため、目に直接医師の手や器具が触れることはありません。

カスタムビューレーシック(CustomVue)とは

角膜の形、ゆがみを細かく測定することにより、細かい微調整ができるレーシックです。角膜をすこし多目に削るため、角膜が極端に薄い方は受けることができません。

アイレーシック(iLASIK)とは

イントラレーシックとカスタムビューレーシックを組み合わせたものです。

※イントラレーシックかアイレーシックなら安全なのか?

集団感染がマイクロケラトームの消毒を怠ったことが原因なら、イントラレーシックかカスタムビューレーシックなら安心なのでしょうか?

器具の消毒を怠る眼科は、機械の管理も怠る
かもしれません。精密さを要求される機械の調整を怠っていたら?機械に打ち込む情報が間違っていたら?もっと恐ろしい被害がでるのではないでしょうか?

私が受けたのはごく普通のマイクロケラトームを使ったレーシックです。手術当日はたまねぎがしみるような痛みがあったものの、翌日から特にトラブルもなく過ごしました。

もともと左目の方がコンタクトレンズやメガネでも矯正しにくく、レーシック後も左目の視力が出るのに時間がかかりましたが、私自身はあまり気にしていませんでした。しかし、左目の視力もちゃんと出るまで術後検診の間隔を短く設定されました。

いい眼科医とのめぐり合いのおかげで、いまも快適な日々を過ごしています。

大切なのは機材ではなく、眼科や眼科医の責任感だと思います。高い機材や術式だけではなく、まず眼科と眼科医をみきわめてください。機械を扱うのは人なのです。